作品背景紹介
『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』と言っても、御存知ない方もいるかもしれませんね。『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』は、第17回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞したものの、9月に、琴音さん自ら、受賞辞退されました。
理由が判然としない中での異例の公募文学賞の辞退ということで、大手新聞各社にも取り上げられ、出版界に、一大センセーションを巻き起こしました。２ちゃんねるや多くのニュース系ブログを中心に、この話題が取り上げられ、新潮社が、作家・平野啓一郎さんの盗作を隠すために、琴音さんと同じ、ファンタジーノベル大賞出身の作家・佐藤亜紀さんの著作を、突如、佐藤さんに無断で絶版にしたことなど、問題の多い会社であるだけに、多くの憶測を呼びました。
琴音さんは、その後、ライブドアと幻冬舎の100％子会社である幻冬舎ルネッサンスとの合弁会社・ライブドアパブリッシングより、12月17日、出版を果たされました。
これが、ライブドアが発表したhttp://www.news2u.net/NRR20059491.html
ライブドアでは、宣伝に【待望の刊行】とすら、使うことを禁止されているとか…。勿論、一般人が使う分には、関係ないんですけど、新潮と読売の汚い手口を垣間見た感じです。自分のところの『今春屋ゴメス』売ってればいいじゃないですか？ 面白くなかったけど…。
琴音さんの本を一冊でも、売れないようにしようと言う考えが見えて、新潮文庫に当り散らしたくなりました…無駄か。
辞退の諸経緯や、なぜ、ライブドアからの出版かになったなどは、琴音さんのブログで、少しずつ、明らかになっています。琴音さん自身、『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読んでいない方も、気軽に遊びに来てくださいと書いてあるので、興味のある方は、覗いて見てください。読売新聞で拝見しましたが、大変、綺麗なお姉さんでした。
